子どもにとって「遊び」は、食べたり、飲んだり、眠ったりといった健やかな成長のためになくてはならないもの。遊びを通して生きるために必要なすべてを学びます。“おもしろそう”“やってみたい”と自分から興味をもち、周りにある「ひと、もの、こと」に関わっていく中で、“これ、どうなっているのかな”“こんなふうにしてみたいな”と好奇心・探究心を働かせたり、思いを巡らせたり、イメージを膨らませたりして、自分のしてみたいことを実現しようとしていきます。夢中になって遊んだ経験が、大きくなった時に、自分の好きなことを見つけ出し、自分のしたいという意志に基づいて行動することができる人を育んでいきます。そんな生きる力を育むためのに、子どもの発達や育ちのこと、子どもに関わる大人のこと、そして子どもを取り巻く環境やものなど総合的に取り組んでいきます。おもちゃコーディネーターの資格のある院長が厳選したおもちゃで、たくさんの「好き」を見つけてください。

絵本の読み聞かせによって言葉を豊かにすることができます。たくさんの言葉に触れることで、思考を深め、さまざまな言葉の体験から、人間としての豊かさにつながっていきます。絵本の主人公に共感して感情移入することを学ぶと、人の気持ちが理解できる思いやりの心が育ちます。挿絵を見ることで、想像力が育ちます。自然に話に引き込まれ、集中力が高まります。また、読み聞かせによって、同じ体験を共有し、同じ時間を過ごすことで、親子の絆を深め、子どものこころの安定が図れます。絵本の中の言葉が、大人の「声」として、子どもたちのこころに残り、生涯にわたって支え続けてくれるでしょう。